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オリンピックをみていて思うのは、自分たちがあたりまえと思っているレベルを検証することは重要だということ。
いろんな国の人と競うことで自分たちの限界を互いに高めあっていけるのだと思う。 ソフトウエアもまったく同じだと思う。 長い間同じメンバで閉ざされた環境でソフト開発をしていると、その中のトップの人の基準にすべてが収まってしまう。品質(どのくらいのバグが出るか)、性能(速度など)といったことからメンテナンス性(ソースの読みやすさ、クラス・モジュールの粒度・再利用性)まで、一度ここが限界と思ってしまうとそこを突破する試みがチーム内だけの力でなされることは少ない。 僕は前の会社でソフトウエアエンジニアをはじめたとき、チーム内のずば抜けた先輩技術者を目標にしていた。その後ベクトルは違うものの彼に追いつけたと思えるようになったところで一度壁にぶつかった。それは「これくらいでいいだろう」という思い込みだった。 幸運だったのはちょうどそのころに別の海外のプラットフォーム上でソフト開発をすることになり、それらのソースを見る機会があったことだ。そこには自分たちが限界だと思っていたところをはるかにこえた「作りこみ」(残念ながらアプリのレベルでの作りこみはひどいものだったが)がされており非常に衝撃を受けた。「これはやりすぎやろう」(遅かったのも事実だけど…)と思うほどに細かくクラスは階層化されていて自分たちが書いていたコードがなんて「荒い」ものだったのだろうと思えた。 その後、会社の都合でそれまでよりももっとひどいレベルのソフト(社内の別の部門が作り上げたゴミだった)をみなければならなくなって、そのときもやはり思ったものだった。「きっとこれを書いたり、読んだりしている人は、これよりもいいものなんて想像もついていないのだろうな」と。 広い世界をみることは(みてばかりでもいけない)やはり技術者にとっても大事なことだ。
by ukulele_trip
| 2006-02-21 20:30
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